整形外科治療

骨髄炎の診断について

〇骨髄炎の特徴と診断
骨に引き起こされる感染症の1つである骨髄炎は、主に細菌の感染により発症し、血液や骨に隣接する組織を通じて骨へと進入、感染に至ります。
感染することで体の内部、骨に痛みを生じて発熱を引き起こし、体重の大幅な減少も起こします。
患者の多くは児童や高齢者に多い傾向にありますが老若男女に発生リスクがあり、また体が弱っている病弱者や重い病気にかかっている方は骨髄炎も招きやすいとされています。

症状は感染部位の痛みや発熱を伴い、腫れを生じるなど自覚がしやすく、体重変化や疲労感など多々あげられるため、自覚しやすいです。
病院での診断は症状の確認と身体診察により開始し、痛む部位の症状の持続性から骨髄炎を疑い、血液検査やX線検査を行い決定します。
ただし血液検査の結果だけでは骨髄炎の診断として十分ではなく、またX線検査も症状次第では発見が難しいこともあります。
その他、感染症の診断として血液や骨のサンプルを採取して直接検査を行うこともあります。

〇骨髄炎の治療
骨髄炎には急性と慢性の2つのタイプがあり、慢性タイプの治療法では骨部分に重症化した腐骨があると手術による治療が望ましく、抗菌剤や点滴等の治療では完全治癒ができず高確率で再発してしまいます。
手術治療では骨患部にある腐骨を摘出し、摘出部が多い場合は骨移植、再発を防ぐ抗菌対策などを行います。
急性の場合は抗菌剤の投与にて治療を行い患部を安静に固定しますが、抗菌剤による効果が著しくない場合は慢性タイプと同じく手術による解決を選択します。

骨髄炎

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